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2013年6月4日火曜日

ガラパゴスの意味

サンタンブロジオの一件も色々考え中ですが、それに関してジェネシスのチームマネージャーであるジョンストン氏からツールド熊野でのヴィーニと、日本のドーピング検査について衝撃的なコメントがありました。それで感じた事を忘れない内に覚書として。

http://www.facebook.com/SBSCyclingCentral/posts/10151616073163427?comment_id=26739197&offset=0&total_comments=63

Cycling Central SBSのFBで、コメント欄のジョンストン氏の話。私が知らないだけでしょうか。こういう事って世界の色んなレースで、そこの国の検査機間が(もちろん例外的にだとは思いますが)わりとやる事なんでしょうか?それはJADAはあかんのでは?とか色々思いました。
素人の考えですが・・・。

そして思い出したのは、以前富士見へMTBのレース観戦に行った時の事です。
レース後の片山選手の写真を撮ってる時、ちょうど検査官の人が片山選手に渡す検査結果の用紙を手に持っていて。その時にシャッター押したのを気付いた検査官の方に、写真は困りますと声をかけられた事があります。
私はビックリして、検査官の方に自分の撮った写真を見せてどの写真がダメか見てもらい、指示されたデータを削除しました。ほんのチラッとしか文字が見えない用紙が写った写真でも「念の為です。すみませんが」と断られた上で削除を言われました。JADAの検査ってこういう面でも厳しいのだなあと感じたのでした。レースや検査官によるって事なんでしょうか。

ジョンストン氏は、ヴィーニのチームとしての姿勢に大しても厳しい事をおっしゃっていますが、私はヴィーニの選手全員がドーピングの疑いがあるとは思わないです。しかし、チームの管理自体は大丈夫なの?とも感じます。

栗村監督は、今回のサンタンブロジオの件をうけて短いコメントをblogに書かれています。
ディルーカに続き、ジロでヴィーニファンティーニのエースを務めたサンタンブロージオもEPO陽性となった。ヴィーニファンティーニは、TOJと熊野でレースを支配したチーム。私たちはいつも軽視されてきたし、ガラパゴスとも言われた。でもガラパゴスのままでいいと思う。いつか必ず正しいやり方で負かしてやりたい。 - 2013/06/04「言いたいことはたくさんある」
栗村監督の思いに共感もあり、そして同時に「ガラパゴス」という言葉の例えについて色々悩みます。ジョンストンさんの話が本当であれば、我々日本人のガラパゴスの「正しいやり方」 は本当に機能していると言えるのでしょうか。正しいって胸を張れると思いたいですが・・・。
私の疑問は、色んな事を読み違えているからでしょうか。

ツールド熊野にレース観戦に行かれた方から、ヴィーニの選手達の写真を見せていただく機会がありました。チームと交流された際のお話を聞くと、彼らはファンをとても大事にしてくれていると感じました。それだけにジョンストン氏の話はとても悲しいのです。