5280/スバル、チーム・ティアクレフはガーミンのCEOであるジョナサン・ヴォーターズ(JV)が2003年に始めた育成チームでした。現在もプロチーム、プロコンチ、シクロクロス界などで活躍する選手達がいます。2007年スリップストリームとしてプロチームを立ち上げ。2008年から活動を開始。育成チームは別途スポンサーを変えながらも2012年まで継続しました。チーム・チポレは残念ながら解散となりましたが、さらに下のジュニア世代の育成は継続している様です。
2013年シーズン終了まで、あるいは出戻り等でガーミン所属の選手=赤色
注記した現役引退選手=黒色
現役を続けている選手=青色
引退後監督業をしている選手=オレンジ色
5280/Subaru - 2003
16才のピーター・ステティナがジュニア選手として名を連ねています。彼はJVと同じくコロラド出身(ボルダー生まれ)で父親のデイル・ステティナも叔父も自転車選手のサラブレッド。そういう環境ですのでJVの育成チームに採用されたのもわかる気がします。
(photo by Cyclingnews.com)
Team TIAA-CREF/5280 - 2004
2013年12月3日自転車選手としてのキャリアに幕を閉じると発表したティミー・ダッガン(Team Saxo-Tinkoff)のキャリアはティアクレフからスタート。2010年ガーミン時代ジャパンカップで初来日しました。2011-2012年 リクイガス・キャノンデール、2013年チーム・サクソ・ティンコフ。
チャンピオン・システムで日本のレース(TOJ)にも来日したクレイグ・ルイスは、ティアクレフ初年度から2007年まで所属。
2008-2011年チーム・ハイロード、2012-2013年チャンピオンシステム。
ブレイク・コールドウェルは当時11回ジュニアナショナルチャンプでした。その後育成チームからプロチームに上がって2009年までガーミンに所属。2010年はチーム・ホウレシュコパートナーズ育成チーム。引退後は大学で勉強して現在はエンジニアをされている様です。
この時点でアレックス・ハウズとピーター・ステティナがガーミンに揃いました。
当時ハウズ君は16才で、ヒルクライムとシクロクロス・スターの将来を期待されていました。ステティナ君は17才で、父親や叔父が自転車選手のサラブレッド。当時のコロラド州クリテリウム・チャンプで、ツアー・オブ・ジラのディヴィジョン3カテゴリーで優勝。
ハウズ君はアマチュアチームとプロチームを行き来してます。2007年の時点でまだプロになるには早すぎると感じ、2008年はJVのはからいでフランスの名門ラポム・マルセイユへ。フランス語も出来ないのに行って、上手くコミュニケーションできず異文化の環境で心を閉ざし、さらにレースでは叩きのめされ「地獄の一年」だったとインタビューで語っておりました・・・。2009,2010年もJV絡みのチーム(VMG-Felt,Holowesko Partners)に所属。2009年はガーミンでスタジエール(研修選手)も経験。
彼は16才からガーミンのチームで選手としてもですが、事務やら何やらあらゆる仕事してて(JVにこき使われているとも言う)、本当にガーミン生え抜きの選手。アシストタイプの選手ですが、リーダーとしての判断力が評価されている様です。
プロとしてのキャリアが本格的にスタートしたのが2012年。まだどうなるかわからないけど、きっと彼が将来のミラーさんのような立場、ガーミンのリーダー/ロードキャプテンに育っていくんじゃないかと期待しています。
ステティナ君は、ヘシェダルのジロ総合優勝をアシストしたり、ヴァンデヴェルデ指導の下でオールラウンダー/クライマーとして力を付けて来ました。ヴァンデヴェルデ引退の時のお祝いメッセージ「すばらしいキャリアをお祝いするよ!僕の「お手本」でいてくれてありがとう。#お酒おごるよ」にしんみりしました・・・。2014年、育ってきたチームを卒業。育成チームから考えるとガーミンで10年。それを区切りにBMCへ移籍もなんとなく納得します。かつてガーミンの監督だったアラン・パイパーの存在も、BMC移籍の理由のひとつだそうです。彼はもちろんエースとしても走れるし、ティージェイ・ヴァンガードレンをグランツールで支え、スーパーアシストとして名も上げていくんじゃないかと期待しています。
Team TIAA-CREF - 2005
ウィル・フリシュコーン選手は2008年ツールに出場、スタートから逃げて2位。敢闘賞をとりました。映画「ブラッド・スウェット&ギアーズ」でその時の姿が本当に印象的。2009年30才で引退後はガーミンでDSとして監督業もしましたが、奥さんとふたりで「自転車と同じくらい情熱があった」食べ物に関する仕事を開始。輸入食材店Curedをコロラド州ボルダーで今もやっておられます。お店の隣が自転車屋さんという、自転車の街ボルダーらしいロケーションでした。
コロラド旅行でお店をのぞいた時、カウンターでチーズを量り売りされている姿を拝見しました。選手を引退した後の人生がとても充実していて良かったなあと思いました。
Team TIAA-CREF - 2006
現役引退後始めたポッドキャストで一部のファンの人気を集めている自称イケメン、マイケル・クリードが登場。当時クリードさんはUSポスタル/ディスカバリーを辞めてチームにやってきました。クリードさんはポスタル以前には、JVが引退直前に所属したプライム・アライアンスで走っていました。
クリードさんはティアクレフの後、ある意味伝説のチームであったRock Racing, Team Type1, Kelly Benefit Strategies- OptumHealth, Optum Pro Cycling p/b Kelly Benefit Strategiesを最後に2013年半ばで現役引退。現在はTeam SmartStop-MKで監督をされています。
この方の独自の視点、キャリアの遍歴は興味深いです。ある意味でミラーさんと似てる。すごく自転車の世界を愛している。「マイケル・クリードがドーピングをしなかった理由と将来」
ルーカス・ユーザーは現在ユナイテッド・ヘルスケアでベテランとして活躍。ダニー・ペイトは有名ですね。ハイロード解散後スカイへ。マイク・フリードマンは映画「ブラッド・スウェット&ギアーズ」でも登場。トラックが得意でチャーミングな選手でした。ガーミンの後ジェリーベリー、オプタムへ。ブラッド・ハフはジェリーベリーでジャパンカップに二度来日。彼は2013年をもってジェリーベリーからクリードさんが居たチーム・オプタムへ移籍。
トム・ピーターソンもガーミンっぽい(?)変わった個性の選手でした。2010年ジャパンカップ来日。2013年からはアルゴス・シマノへ移籍。故郷では自転車屋さんも経営しています。
フランソワ・パリジャンは2008年から2009年まで小チームを渡り歩き、2010年スパイダーテック、2013年はアルゴス・シマノへ。マーティンが総合優勝したVolta Ciclista a Catalunya 第5ステージでキャリア最大の勝利をおさめ、2013年11月引退を表明。アルゴスの監督に就任しました。
彼がヘシェダルのMTB時代のドーピング事件で、名指しで批判し「自分のキャリアはショートカットされたのではないか」というコメントをした理由は、2008年にヘシェダルがプロチームに採用され自分はプロチームに行けなかった、という思いがあったのかも知れないと想像しました・・・。しかし、JVにとってはヘシェダルの方が更に才能を開花させられると感じたのかも知れません。
Team Slipstream powered by Chipotle - 2007
おひげが印象的だったスティーブン・コーザ選手が登場。コーザ選手はボーイスカウトをしていた少年時代、スカウト・マスターのデイビッド・ライスと共に、スカウトの反ゲイ政策打倒のために「Scouting for All」という活動をしていました。その活動はドキュメンタリー映画にもなっています。(映画『Scout's Honor(スカウトの名誉)』レビュー)
また、コーザさんの奥様ジェンさんはモデルのお仕事をされており、ツアー・オブ・カリフォルニアではポディウムガールもされていました。アネゴ肌な雰囲気のポディウムガールとして記憶に残っていらっしゃる方もいるでしょう。
コーザさんは、2010年までガーミンに所属、2011~2012年はネットアップで若手の指導者的存在として活躍していましたが故障もあり引退をされました。現在は不動産関係のお仕事をされている様子。
ジェイソン・P・マッカーティは、クリードさんと同じく元ポスタルでフォナック解散後ティアクレフに。ガーミンがグランツール初勝利を果たした2008年ジロにも参加していました。ガーミンは2008年迄でしたが、現在もヴィッセルで現役を続けています。
現在BMCでTTスペシャリスト&個性的なキャラで有名な(?)テイラー・フィニーは、2006年夏の全米選手権(ジュニア)からティアクレフとしてリザルトが残っています。2008年まで育成チームに所属後、トレック・リヴストロングに移籍。彼は両親ともにオリンピック選手という環境で育ち、2008年のプロチーム初年度のチームプレゼンテーションでも父親とともに舞台にあがり、演説していたのが印象的でした。
そして2007年末プロチームがスタートし、そこにはミラーさん&ヴァンデヴェルデを筆頭にヘシェダル、ダニエルソン、ザブリスキー、ファラー、ディーン、プロデビューのマーティン、マースカント達が参加。その内のマーティンとマースカントを除く7人は、2011年TTTでツール初勝利。チーム総合優勝の表彰台にも立つことが出来たのでした。
参考資料:5280/Subaru
News for January 24, 2003
コフィディスのチームとモメてるミラーさんのニュースがあるのが何とも・・・w
スポンサー:5280は雑誌社、スバルは自動車メーカーのスバル
TIAA-CREFF スポンサー:TIAA-CREFF(全米教職員年金・保険基金)について
Wikipedia TIAA-CREFF(Teachers Insurance and Annuity Association – College Retirement Equities Fund)
コーポレート・ガヴァナンス研究会:TIAA-CREFの素顔(2004年10月05日)
TIAA-CREF Announces Team TIAA-CREF
Cyclingnews.com
Team TIAA-CREF/5280
Team TIAA-CREF - 2005
Team TIAA-CREF - 2006
2013年シーズン終了まで、あるいは出戻り等でガーミン所属の選手=赤色
注記した現役引退選手=黒色
現役を続けている選手=青色
引退後監督業をしている選手=オレンジ色
全ての選手の育成チーム以降を追えていません。
5280/Subaru - 2003
- Blake Caldwell (19)
- Angetti Sheldrake (19)
- Andrew Manart (20)
- Ryan Lutrell (18) Junior
- Brady Kappius (16) Junior
- Peter Stetina (16) Junior
16才のピーター・ステティナがジュニア選手として名を連ねています。彼はJVと同じくコロラド出身(ボルダー生まれ)で父親のデイル・ステティナも叔父も自転車選手のサラブレッド。そういう環境ですのでJVの育成チームに採用されたのもわかる気がします。
(photo by Cyclingnews.com)
Team TIAA-CREF/5280 - 2004
- Brady Kappius
- Jay Ku
- Craig Lewis (2004-2007)
- Dan Bowman
- Blake Caldwell (2006-2009)
- Sheldon Deeny
- Ryan Luttrell
- Ian McGregor
- Andrew Manar
- Timmy Duggan (2005-2010)
- Zak Grabowski
- Alex Howes (2004, 2007,2009-Current)
- Nathan Mitchell
- Agnetti Sheldrake
- Peter Stetina (2004-2013) → 2014 BMC
2013年12月3日自転車選手としてのキャリアに幕を閉じると発表したティミー・ダッガン(Team Saxo-Tinkoff)のキャリアはティアクレフからスタート。2010年ガーミン時代ジャパンカップで初来日しました。2011-2012年 リクイガス・キャノンデール、2013年チーム・サクソ・ティンコフ。
チャンピオン・システムで日本のレース(TOJ)にも来日したクレイグ・ルイスは、ティアクレフ初年度から2007年まで所属。
2008-2011年チーム・ハイロード、2012-2013年チャンピオンシステム。
ブレイク・コールドウェルは当時11回ジュニアナショナルチャンプでした。その後育成チームからプロチームに上がって2009年までガーミンに所属。2010年はチーム・ホウレシュコパートナーズ育成チーム。引退後は大学で勉強して現在はエンジニアをされている様です。
この時点でアレックス・ハウズとピーター・ステティナがガーミンに揃いました。
当時ハウズ君は16才で、ヒルクライムとシクロクロス・スターの将来を期待されていました。ステティナ君は17才で、父親や叔父が自転車選手のサラブレッド。当時のコロラド州クリテリウム・チャンプで、ツアー・オブ・ジラのディヴィジョン3カテゴリーで優勝。
ハウズ君はアマチュアチームとプロチームを行き来してます。2007年の時点でまだプロになるには早すぎると感じ、2008年はJVのはからいでフランスの名門ラポム・マルセイユへ。フランス語も出来ないのに行って、上手くコミュニケーションできず異文化の環境で心を閉ざし、さらにレースでは叩きのめされ「地獄の一年」だったとインタビューで語っておりました・・・。2009,2010年もJV絡みのチーム(VMG-Felt,Holowesko Partners)に所属。2009年はガーミンでスタジエール(研修選手)も経験。
彼は16才からガーミンのチームで選手としてもですが、事務やら何やらあらゆる仕事してて(JVにこき使われているとも言う)、本当にガーミン生え抜きの選手。アシストタイプの選手ですが、リーダーとしての判断力が評価されている様です。
プロとしてのキャリアが本格的にスタートしたのが2012年。まだどうなるかわからないけど、きっと彼が将来のミラーさんのような立場、ガーミンのリーダー/ロードキャプテンに育っていくんじゃないかと期待しています。
ステティナ君は、ヘシェダルのジロ総合優勝をアシストしたり、ヴァンデヴェルデ指導の下でオールラウンダー/クライマーとして力を付けて来ました。ヴァンデヴェルデ引退の時のお祝いメッセージ「すばらしいキャリアをお祝いするよ!僕の「お手本」でいてくれてありがとう。#お酒おごるよ」にしんみりしました・・・。2014年、育ってきたチームを卒業。育成チームから考えるとガーミンで10年。それを区切りにBMCへ移籍もなんとなく納得します。かつてガーミンの監督だったアラン・パイパーの存在も、BMC移籍の理由のひとつだそうです。彼はもちろんエースとしても走れるし、ティージェイ・ヴァンガードレンをグランツールで支え、スーパーアシストとして名も上げていくんじゃないかと期待しています。
Team TIAA-CREF - 2005
- Stefano Barberi
- Zak Grabowski
- Nathan Mitchell
- Dan Bowman
- Chad Hartley
- David Robinson
- Blake Caldwell
- Bryan Smith
- Sheldon Deeny
- Michael Lange
- Zach Taylor
- Timmy Duggan
- Craig Lewis
- Will Frischkorn (2005-2009)
- Ian MacGregor
- Stuart Gillespie
- Jay Ku (Not on UCI roster)
- Todd Yezefski (Not on UCI roster)
ウィル・フリシュコーン選手は2008年ツールに出場、スタートから逃げて2位。敢闘賞をとりました。映画「ブラッド・スウェット&ギアーズ」でその時の姿が本当に印象的。2009年30才で引退後はガーミンでDSとして監督業もしましたが、奥さんとふたりで「自転車と同じくらい情熱があった」食べ物に関する仕事を開始。輸入食材店Curedをコロラド州ボルダーで今もやっておられます。お店の隣が自転車屋さんという、自転車の街ボルダーらしいロケーションでした。
コロラド旅行でお店をのぞいた時、カウンターでチーズを量り売りされている姿を拝見しました。選手を引退した後の人生がとても充実していて良かったなあと思いました。
Team TIAA-CREF - 2006
- Rahsaan Bahati
- Dan Bowman
- Blake Caldwell
- Mike Creed (2006-2007)
- Timmy Duggan
- Lucas Euser (2006-2009)
- Mike Friedman (2005-2009)
- Will Frischkorn
- Stu Gillespie
- Chad Hartley
- Brad Huff (2006-2007)
- Mike Lange
- Craig Lewis
- Ian Macgregor
- Nate Mitchell
- Francois Parisien(2006-2007)
- Danny Pate (2006-2010)
- Tom Peterson (2006-2012)
- Bryan Smith
- Peter Stetina
- Taylor Tolleson
現役引退後始めたポッドキャストで一部のファンの人気を集めている自称イケメン、マイケル・クリードが登場。当時クリードさんはUSポスタル/ディスカバリーを辞めてチームにやってきました。クリードさんはポスタル以前には、JVが引退直前に所属したプライム・アライアンスで走っていました。
クリードさんはティアクレフの後、ある意味伝説のチームであったRock Racing, Team Type1, Kelly Benefit Strategies- OptumHealth, Optum Pro Cycling p/b Kelly Benefit Strategiesを最後に2013年半ばで現役引退。現在はTeam SmartStop-MKで監督をされています。
この方の独自の視点、キャリアの遍歴は興味深いです。ある意味でミラーさんと似てる。すごく自転車の世界を愛している。「マイケル・クリードがドーピングをしなかった理由と将来」
ルーカス・ユーザーは現在ユナイテッド・ヘルスケアでベテランとして活躍。ダニー・ペイトは有名ですね。ハイロード解散後スカイへ。マイク・フリードマンは映画「ブラッド・スウェット&ギアーズ」でも登場。トラックが得意でチャーミングな選手でした。ガーミンの後ジェリーベリー、オプタムへ。ブラッド・ハフはジェリーベリーでジャパンカップに二度来日。彼は2013年をもってジェリーベリーからクリードさんが居たチーム・オプタムへ移籍。
トム・ピーターソンもガーミンっぽい(?)変わった個性の選手でした。2010年ジャパンカップ来日。2013年からはアルゴス・シマノへ移籍。故郷では自転車屋さんも経営しています。
フランソワ・パリジャンは2008年から2009年まで小チームを渡り歩き、2010年スパイダーテック、2013年はアルゴス・シマノへ。マーティンが総合優勝したVolta Ciclista a Catalunya 第5ステージでキャリア最大の勝利をおさめ、2013年11月引退を表明。アルゴスの監督に就任しました。
彼がヘシェダルのMTB時代のドーピング事件で、名指しで批判し「自分のキャリアはショートカットされたのではないか」というコメントをした理由は、2008年にヘシェダルがプロチームに採用され自分はプロチームに行けなかった、という思いがあったのかも知れないと想像しました・・・。しかし、JVにとってはヘシェダルの方が更に才能を開花させられると感じたのかも知れません。
Team Slipstream powered by Chipotle - 2007
- Tyler Butterfield (Vendee U)
- Blake Caldwell
- Steven Cozza
- Michael Creed(US Postal/Discovery Channel)
- Jason Donald
- Timothy Duggan
- Huub Duyn (Rabobank U23)
- Lucas Euser
- Michael Friedman
- William Frischkorn
- Alex Howes(5280/eSoles Junior Development Team)
- Brad Huff
- Benjamin Johnson(Agritubel)
- Michael Lange
- Craig Lewis
- Ian Macgregor
- Jonathan Patrick McCarty(Phonak)
- Francois Parisien
- Danny Pate
- Kilian Patour(Credit Agricole)
- Thomas Peterson
- Peter Stetina
- Taylor Phinney
おひげが印象的だったスティーブン・コーザ選手が登場。コーザ選手はボーイスカウトをしていた少年時代、スカウト・マスターのデイビッド・ライスと共に、スカウトの反ゲイ政策打倒のために「Scouting for All」という活動をしていました。その活動はドキュメンタリー映画にもなっています。(映画『Scout's Honor(スカウトの名誉)』レビュー)
また、コーザさんの奥様ジェンさんはモデルのお仕事をされており、ツアー・オブ・カリフォルニアではポディウムガールもされていました。アネゴ肌な雰囲気のポディウムガールとして記憶に残っていらっしゃる方もいるでしょう。
コーザさんは、2010年までガーミンに所属、2011~2012年はネットアップで若手の指導者的存在として活躍していましたが故障もあり引退をされました。現在は不動産関係のお仕事をされている様子。
ジェイソン・P・マッカーティは、クリードさんと同じく元ポスタルでフォナック解散後ティアクレフに。ガーミンがグランツール初勝利を果たした2008年ジロにも参加していました。ガーミンは2008年迄でしたが、現在もヴィッセルで現役を続けています。
現在BMCでTTスペシャリスト&個性的なキャラで有名な(?)テイラー・フィニーは、2006年夏の全米選手権(ジュニア)からティアクレフとしてリザルトが残っています。2008年まで育成チームに所属後、トレック・リヴストロングに移籍。彼は両親ともにオリンピック選手という環境で育ち、2008年のプロチーム初年度のチームプレゼンテーションでも父親とともに舞台にあがり、演説していたのが印象的でした。
そして2007年末プロチームがスタートし、そこにはミラーさん&ヴァンデヴェルデを筆頭にヘシェダル、ダニエルソン、ザブリスキー、ファラー、ディーン、プロデビューのマーティン、マースカント達が参加。その内のマーティンとマースカントを除く7人は、2011年TTTでツール初勝利。チーム総合優勝の表彰台にも立つことが出来たのでした。
アーガイルの系譜 ②へ続く
参考資料:5280/Subaru
News for January 24, 2003
コフィディスのチームとモメてるミラーさんのニュースがあるのが何とも・・・w
スポンサー:5280は雑誌社、スバルは自動車メーカーのスバル
TIAA-CREFF スポンサー:TIAA-CREFF(全米教職員年金・保険基金)について
Wikipedia TIAA-CREFF(Teachers Insurance and Annuity Association – College Retirement Equities Fund)
コーポレート・ガヴァナンス研究会:TIAA-CREFの素顔(2004年10月05日)
TIAA-CREF Announces Team TIAA-CREF
Cyclingnews.com
Team TIAA-CREF/5280
Team TIAA-CREF - 2005
Team TIAA-CREF - 2006
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