2011年2月9日水曜日

台湾旅行3日目 台湾花博その4

争艶館を観た後、デザートに何か食べたくなったのでフードコートへ。
レトロなデザインと沖縄黒糖使用の文字に惹かれ、黑面蔡というお店へ。


黒糖奶茶
寒かったのでHOTをオーダー。これもたっぷり500ml。
これが超美味しかった・・・黒糖のコクのある甘さが疲れた体にしみわたる感じ。
ブラックタピオカも大きめで、モッチモチの触感がたまりませんっ!
それに、アッサムみたいなコクのある紅茶の風味が私好み。冷たい珍珠奶茶も美味しいけれど、温かいのもまた最高ですね。また台湾に行った時には黑面蔡へ行きたいです。


映像の蓮池
流行館の近くにありました。プロジェクターで蓮池が地面に映し出されていました。
鯉が泳いでて、すごく綺麗でしたねー。

黒糖奶茶を飲みながら色々観て回りました。この頃には暗くなって来てて、ライトアップされた花畑になっていて昼間とはまた違う風景が楽しめました。
もう大分疲れてましたが、19時30分から真相館の入場時間まで待つことに。
お土産屋の太陽餅とフロランタンなどお菓子を購入。

19時には真相館前で待機。20分前には入場を待つ列が。
ここまで長かった・・・寒いし疲れてるし一瞬ご飯食べた後帰ろうかと思いましたが、真相館観れて良かったです。ハリウッドの特殊効果で有名なリチャード・キッド監督を招いて、製作されたという3Dアニメ映画が迫力満点でした。入場前に3Dメガネを渡されます。
この3Dメガネも消毒とかしてる訳もなく、前に使った人の指紋がベッタリだったり(笑)
一応ティッシュで指紋はふき取りましたが、病気うつるよ!皆手を洗おうな!
(とか言いつつ私はインフルエンザに罹りましたが・・・)
映画は中国語と英語の字幕が付いてました。

物語
台湾の田舎の村に住む少年とわんこ、お婆ちゃんが主人公。台風によって発生した土石流が平和な村を襲います。近所のお爺さんや、太郎兄さん&彼の恋人の阿美姐さんも少年がよく遊んでいた丘へ避難しようと頑張りますが、次々と迫り来る土石流に飲み込まれてしまいます。最後、少年は木の上に登りお婆ちゃんの手を引っ張って上に上げようとするのですが、少年の力では引き上げられません。どんどん土石流に流されそうになり、このままでは少年まで助からないと判断したお婆ちゃんは、せつない笑顔で少年の手を自ら離してしまうのです。
(私はこの時点で、ぶわっとなってしまいまして。ひたすら涙をひたすら堪えていました・・・。)
土石流に飲み込まれていくお婆ちゃん、泣き叫ぶ少年。村で唯一の生存者となった少年とわんこを夜が明けて救助に来たヘリが助けてお終い。
最後は実際に被災者を救助している写真で、台湾の自然の驚異を訴えていました。

真相館では映画以外にも、台湾の自然環境についての展示がありました。
以前、ディスカバリーチャンネルで台湾のドキュメンタリーを観たのですが、台湾南部では無理に山を切り開き「ビンロウ」の栽培を行ったせいで地盤が弱くなり、台風の時に土石流が発生しやすくなっているとか。ビンロウでは山の地盤を支えられないそうです。

もともとビンロウは台湾原住民族の儀式に使用する神聖な植物だったそうですが、嗜好品として儲かる産業になっているとか。
台北では風紀規制が出来たそうで、セクシーな格好のビンロウ・ガールが居るお店はありませんが、ホテル近くの繁華街で売ってるお爺ちゃんを見かけました。
「ビ~ンロ~ウ、ビ~ンロ~ウ」って言ってるからすぐわかった。

真相館を最後に、花博をあとにしました。
帰りの道中でも真相館で観たアニメを反芻して涙が出てきたり・・・(笑)
日常から切り離された異国に来て、ふだんより感情が素直になっていたんでしょうね。
色々感動した花博でした。

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