2014年5月16日金曜日

USAPC 2013観戦旅行 : ブリッケンリッジ②

ブリッケンリッジから、宿泊地シルバーソーンへ車で移動。
ここにきて初めてハイウェイを走りました。みんなスピード出してるしこわい。

途中セブンイレブンで初給油。アメリカでは日本のクレジットカードが使えないので、ガス・ステーションの店内で申告します。セブンイレブンがお水や食べ物なども買えるし便利でした。


自分の車を駐車したポンプの番号&何ドル給油したいかレジにいる店員さんに言うと、清算とポンプを開けて給油できるようにしてくれます。もし、申告した金額より少なく満タンになったら、レジで言えば返金してくれます。少な目の額で申告すれば面倒はないかもですね。
あと、車の給油口の空け方は出発前に確認しておきましょう・・・・。
私はガス・ステーションで慌てて探す羽目に。



シルバーソーンは、ハイウェイの出口からすぐの所にアウトレットがあります。付近にはホテルやガス・ステーションなど集まっていてとても便利。

Outlets at Silverthorn
アウトドア・ブランドも多いし、急に何か必要になれば買えるかと。
私の宿泊したラグジュアリー・イン&スイーツから徒歩圏内。

Silverthorn Shell
コンビニ(セブンイレブン)併設のガス・ステーション。
お隣にはファーストフードのウェンディーズ。


Luxury Inn And Suites


ホテルはBooking.comのセールで予約。二泊で13000円位。
設備も古いし、アメニティもリンスインシャンプーと石鹸くらいです。ドライヤーは小さくて、髪の毛長い人は乾かすの大変かも。不潔ではないですが、日本のビジネスホテルならもっと良い設備だよねっていうレベル。でも泊まるだけなので十分。
隣にはQuality Inn & Suites, La Quinta Inn & Suites もあって、そちらの方がラグジュアリー・インより大きくてお値段も高め。


ホテルのフロントに無料で置いてあったサミット・デイリー紙がUSAPC特集だったので、お土産にもらって帰りました。週末のイベントガイドでも一面で特集されていました。 


レースをホテルの部屋でストリーミング観戦して、晩御飯はWhich Wichのサンドイッチ。
徒歩で行けるアウトレット敷地内にあります。サンドイッチはSubway, Which Wich, Cipotle が競合していました。熾烈なサンドイッチ(ブリトー含む)戦争が・・・。

ウィチ・ウィチは、ここに来て初めて知ったサンドイッチ屋さんですが、全米展開するチェーン店だそうです。サブウェイに似ていますが、オーダーの仕方が変わっててメニューも豊富。

① お店の入り口に番号が振られた紙袋があるので選ぶ。
② 例えば5番のシーフードを選んだら、その中でメインの具を選び、パンの種類を選び、さらに細
  かくレタスやピーマンやオリーブ、調味料は何を入れるか紙袋にペンでチェックを入れていく。
③ レジにいる店員さんに渡して清算、出来あがりを待ちます。

だいたいこんな流れですが、ヴェジタリアンの中にはMediterranean(地中海ダイエット)というものもあって細かい!でも自分好みのサンドイッチが作れるのは楽しいですね。


私は6番のヴェジタリアンで、Black bean patty をチョイス。アボガド、ロメイン・レタスにトマト、オリーブやオニオンなど追加。菜食主義じゃないのですが、どうもお肉の消化に時間がかかるらしく、息切れするので黒豆でたんぱく質補給。テイクアウトにするなら、飲み物はセブンイレブンで買ったほうが安いと思います。


ウィチウィチはサンドイッチの紙袋にお客さんが絵を描いて展示するコーナーが。
これがすごく面白い。謎のミッキーがじわじわ来る。
私も何かお絵かきしたら良かったなあと帰国してから思いました。

公式のサンドイッチ袋ギャラリーが楽しい。

この日は6時間近く車を運転しました。
翌日は65kmほど離れたビーバークリークのゴール地点へ。


Flickr USAPC 2013 - Breckenridge
アスペン~ブリッケンリッジ、スタート地点で撮った写真



2014年5月11日日曜日

USAPC 2013観戦旅行 : ブリッケンリッジ①

8/21 Stage3 : Breckenredge - Steamboat Springs

前日19時半ごろに寝たせいで深夜に起きるという一日のスタートとなりました。
風呂に入ったり荷物の準備をして朝食の時間まで待機。ホテルの部屋に備え付けであったスターバックスのコーヒーが滞在中ありがたかったです。

7時頃ホテルの玄関に行ったら鍵がかかっていて入れない。荷物とシリアルの箱(どうも滞在中の朝食持参らしい)かかえた女の子が待っていました。
「オープンは7時半からみたいよ~」と教えてくれました。7時半にはアスペンを出発したかったのですが、チェックアウトを早くするお願いもしていなかったので仕方なし。
ホテルの横に山間部を結ぶシャトルが何台か待機していました。

Garmin ナビはこんな感じで設置


アスペンからインディペンデンス・パスを通過し、一番時間がかかる遠回りのルートを選択。
灰色で表示されているルートは、レースのコース上に設定されているCO-9区間を通るのです。
到着が遅いと、通行止めになる&混雑が予想されたので・・・。
ペーパードライバーでアメリカでの運転2日目で、いきなり197kmの長距離ドライブ・・・。
でも、すっごく楽しかったです。こんな景色日本じゃ見れないっていう中をガンガン走りました。

CO-82 E
途中いくつもトレイルロードへの入り口が

Independence Pass
インディペンデンス・パス(富士山の頂上レベルの標高3600m)

Independence Pass
インディペンデンス・パスのトレイルロード

Independence Pass
こんな感じで駐車場からトレイルロードへ入る小道が

インディペンデンス・パスまで行く道は、本当にすごい峠道でした。白樺の森から徐々に低い木しかなくなり、とうとう森林限界を超えるという。よくツールで見るような片側谷で片側岩の断崖絶壁なとこも。山間部でも50〜60マイル出してたけど、キロに直したら高速道路並みにスピード出してたという・・・。もちろんカーブでは減速していましたが、日本の道路じゃこんな走り到底できない。

しかも、車に乗ってても森林限界が近づくと息苦しく感じました・・・。こんな所自転車でレースする選手達がすごすぎる・・・。インディペンデンス・パス周辺の景色は自転車で行くのが一番楽しめると思いました。富士山レベルの標高あるけど・・・。実際サイクリストの人を数人見ました。あとブリッケンリッジまでのUS-24では自転車にパニア付けてるロングライダースな男性をふたり目撃。

インディペンデンス・パスは本当に綺麗でした。空の青さと澄んだ空気が心地よい。
キング・オブ・マウンテン(KOM)になっているインディペンデンス・パスは、毎年お祭りになっているのですよね。昨日がそうだったのですが、レースのスタート2時間前に到着しないと道路が封鎖になる上に、チームバスを優先していたので見れなかったのが残念でした。
そのかわりヴァンデヴェルデと記念撮影できたのですが。もし次USAチャレンジ観戦に行くときは絶対インディペンデンス・パスに行きたいです。

MFSのレポートが自分の旅行と平行してあって楽しく読みました。
インディペンデンス・パスのKOMパーティーの様子も。

Independence Pass
CO-82 沿いにあるTwin lakes

Route 24 : Aspen to Breckenridge
山間部を抜けるとこういう道が続く

山間部の終盤、大きなヘラジカ親子が道路を横切って急停止。鹿注意の標識をみかけていましたが、まさか自分が急停止するハメになるとは・・・。野生のヘラジカすごく大きくてビックリ。
US-24 Eの途中にあるブエナ・ヴィスタという田舎町を通過し、CO-9をひたすら行くとブリッケンリッジに到着。市街地は既に交通規制が始まっていて、目的地として設定していたパブリック・パーキングへは行けなかったので道路わきで一旦停車し、ガーミンで付近のパブリック・パーキングを検索。Upper Exchange Lotに無事駐車しました。ガーミン様とても頼りになります・・・。

USAPC2013  Breckenridge
ブリッケンリッジのスタート地点

まずはスタートヴィレッジへ。たくさんブースが出ていて楽しかったです。
ここでUSAPC公式グッズもゲット。Tシャツやサイクリングキャップを買いました。普通にクレジットカードが使えます。

USAPC2013  Breckenridge
DZ!!!!

次はチームバス村へ。ザブ目撃して心臓がドキドキ。
この後タランスキーやデッケル君がチームバスにもどって来たのを写真に収めてみたり。基本ファンサービスはチームバス前だと、どの選手もしてくれる訳じゃないですね。やっぱり役割分担というか出てくる選手のローテーションが組まれている感じでした。アメリカだし、アメリカ人選手&コロラド生活が長いモートン君。他のレースはわからないのですけど。

本人が出てこないし、どうしようか悩んだのですが昔からチームにいらっしゃる女性スタッフさんにモートン君宛てのプレゼントを渡してもらうことに。お願いしたら、いいよっておっしゃって下さったのでお任せしました。誰に渡すか未定だったのですが、総合リーダージャージ取ったモートン君がいいかなあと。黄色い布地で自転車柄、青いアーガイル柄の手ぬぐいでした。
本人の手に渡ったかどうかは不明。

この日のファンサービス担当はダニーちゃんとヴァンデヴェルデ。
サイン大会があったので、ガーミンのサイクルキャップにヴァンデヴェルデのサインをもらいました。ツールではリタイアしてサインをもらえなかったので、コロラドでもらおうと心に決めていたのです。初日は記念撮影だけで精一杯でしたので・・・。
ミラーさんのサインの下にヴァンデヴェルデのサインが。帽子のつばに2人のサインをもらおうとしたのは彼らがチームのリーダーだったからです。(Tour de France観戦記参照 )

David Millar & Christian Vande Velde


USAPC2013  Breckenridge
何キロ地点で何があるかメモが貼り付けてある西薗さんのバイク

USAPC2013  Breckenridge
西薗さんだけ自前なのかバイクにガーミン付けてらっしゃいました。

チャンピオンシステムのチームバスに行ったのですが、基本ひきこもっていて選手を目撃できませんでした。しかも自転車撮ってたらメカニックさんに、あんまり近づいちゃダメ!的にガードされちゃってショボンとなりました・・・触ってないよ!見てるだけですよ!!
その頃チャンピオンシステムのチームバス内では、おしゃれな帽子をかぶる仕込みをされていたのでした。

USAPC2013  Breckenridge
キャノンデール大人気

USAPC2013  Breckenridge
スタート地点のサイン台

人垣ができているサイン台前では、持って行った小さい折りたたむ椅子が役立ちました!前に人いても写真撮れるし。こんなことしてるの私だけでしたけども!後方の人は写真撮るのに苦労しており、「いいアイデアだね!!」って隣にいた写真好きそうなおじさんに笑顔で褒められ。
別の場所では私たちみたいに背が低い人にはいいわね!とマダムにも声をかけられ「そうよ・・・これが私のシークレット・ウェポン」と返してみるなど。


USAPC2013  Breckenridge
チャンピオンシステムさんの仕込み(帽子)
クレイグ・ルイスの背後にいるのが76番西薗さん

USAPC2013  Breckenridge
翌年ガーミン移籍することになったベン・キング君

望遠レンズも駆使してアップで写真が撮れました。インタビューされるのはアメリカ人選手、ジャージ持ってる選手、有名選手なんですけど、フォイクトさんが本当に大人気。
動画を撮影したのですが、フォイクトさん紹介の時の観客の歓声が本当に大きい。

USAPC - Breckenridge Start

ヴァンデヴェルデがモートン君について聞かれてて、答えが面白かったです。young, chill, cool だそうです。以前ヴァンデヴェルデはインタビューでも言ってたけど、本当にまったりした子なんですな。若くて(子供とも言ってるけどw)、落ち着いてて、クールだと。
あと、フルームのインタビュー中でスルーされるの耐えがたいのか逆方向から帰るミラーさんが見所です・・・。思わずカメラでミラーさん追ってしまいました(フルームごめん)

モートン君インタビュー

モートン君はお父さんが関わっている「リアルオージーキッズ」の育成プログラムで毎年夏にコロラドで6週間のトレーニングをして育ちました。ご両親のアメリカでの家は今はブリッケンリッジで普段そこに住んでるそうです。ボルダーにも家があって、モートン君はアメリカではボルダー拠点とか。オーストラリア人ですが、コロラドは半分故郷だそうです。今年はご両親、お姉さんがツアー・オブ・ユタからUSAPCに同行されていた様子。

USAPC2013  Breckenridge
スタート前に談笑
空を仰いでいるのはザブです・・・マイペース

USAPC2013  Breckenridge
スタートしてブリッケンリッジ市内をパレードラン
同じ場所を2回通るのでみんな待機してます

USAPC2013  Breckenridge
2周回目のプロトン

USAPC2013  Breckenridge
巨大なサガン面持ったマダムが手を振ってくれました


USAPC2013  Breckenridge
このサガン面とはレース会場で何度も遭遇

ブリッケンリッジ行く予定してなかったけど、スタートヴィレッジも大きいしグッズも買えたしがんばって行って良かったです。アスペンより庶民派で気が楽だったしw

ブリッケンリッジ後半へ続く


2014年5月10日土曜日

USAPC 2013観戦旅行 : アスペン

8/20 Stage2 : Aspen - Breckenredge


この日は早朝3時半に目が覚めてから結局眠れず。3時間は熟睡してたのですがジェットラグがひどい。その上、アスペンの標高2000mで高山病的な症状が出てきてました。
スタートは10時過ぎで、それまでにダウンタウンのイベント会場ウロウロしたりスタート見届ける予定でした。

朝食は7時半から。私はシリアルにミルク、ダノンのブルーベリーヨーグルト2個、フルーツ、オレンジジュースをいただきました。お腹は空くけど食欲がいまいち。
ホテルの朝食会場でステティナ君の話してる一団がいてソワソワしました。
ステティナ君の地元だし、ガーミンで育ち10年目の彼がBMCというビッグチームに移籍する話題は大ニュースなのですよね。

朝ごはん食べたら息切れがひどくて大変でした。もともと消化が悪いタイプなのですが、あんまり食べると胃に酸素や血液取られる様子。だるくてしばらく部屋で休みました。高山病こわい。




Carl's Pharmacy (買い物カゴマーク)
メインストリート沿いにあるドラッグストア。飲み物や食べ物、生活雑貨など色々買えます。

スタート地点までは徒歩15分くらいでした。アスペンの町並みはとても綺麗。やっぱりリゾート&別荘地なんだなあというのを感じました。わんこ連れの人が多い。



USAPC2013 Aspen
Cannondale

USAPC2013 Aspen
ピーター・サガンのバイク

まずはチームバスエリアへ。キャノンデールは各選手のバイクを展示して観客が見れるようにしていたのは流石フレームメーカーがスポンサーのチームだと思いました。
たいていのチームはバイクに近づけないようにしているので。


USAPC2013 Aspen
子供のインタビューを受けるダニエルソン

いよいよガーミンのチームバスへ・・・・。最初は選手いなくて、監督のウェゲリウスさんやスタッフさんがお仕事中。しばらくしてダニーちゃんが記者の取材に答えたり表に出てきました。
基本的にアスペンのお客さんはまったりしてて、年配の方が多くて写真は撮ってるんだけど選手に話しかけたりしないので非常に声かけ辛かったです・・・。
でも右端に写ってる若いお兄さんさんはガーミンのポスター持参(確かステティナ君のやつ)でJVにサインもらうという玄人でした。同志よ・・・。

USAPC2013 Aspen

モートン君が脚にスプレーする為にバスから出てきたところ。ザブを目撃して死にそうになったり生モートンが可愛くて死にそうになったりしたので他のチームバスを見に行ったり。ガーミンのチームバスで流れる音楽が他チームと違って渋いというか何というか。ザブの趣味なのかな。


USAPC2013 Aspen
Race number 1 !!!

ヴァンデヴェルデが遅れて到着。ファンや記者とお話する時間があったので、一緒に写真をお願いしました。写真お願いしたら良いよって私のカメラを持って体寄せて撮ってくれたのですが、全然シャッター押せてないヴァンデヴェルデ・・・機械に弱いのか(だがそこがまたかわいい)
ひとりでウォームアップしてました。生ヴァンデヴェルデの印象は「細い!」
自転車選手生で見るとありがちな感想ですけれども。一緒に写真撮ってもらった時、縁石にのぼっていたのでヴァンデヴェルデと並ぶ形になったのですが、たいして身幅かわらんという・・・。

写真撮れてないの悔しかったので、撮れてないのでもう一回おねがいって伝えたら快くOKしてくれて流石プロです。近くにいたファンのおじさんにカメラをお願いしました。撮れた画像見て「パーフェクトだよ!!」とサムズアップ。ありがとうおじさん!

Argyle nails!! VDV & lucky number 22

一緒に写真撮ってもらった時、ネイル見せてコレはあなたの応援って伝えたのですが、けっこう喜んで反応してくれて。カメラのストラップもアーガイルだ。イイねって褒めてくれました。ここで内心死にましたが、冷静にありがとう!って笑顔で返せて良かった〜。
ヴァンデヴェルデのリラックスしたふんわり癒しオーラがすさまじかったです・・・。例えるなら、お日様に干したふかふかの布団と毛布。あとやっぱり人いじり上手いw ミラーさんはもっと自己主張強い雰囲気で、ちょっとせっかちな感じ。2人ともファンへの対応上手ですが。


USAPC2013 Aspen
スタートするミラーさん

スタートは観客も含めてみんなで10カウントするのがアメリカのレース・スタイルでしょうか。わくわく感があって楽しかったです。スタートしてすぐはアスペンの市街地をパレードランします。

USAPC2013 Aspen



街頭に登って写真を撮るという。コーナーをまがるプロトンを動画で撮影してみました。現地の雰囲気が伝わればよいのですが。スタート見送り後は、アスペンのダウンタウンを散策。熊に注意という立て看板に山奥を感じました。

USAPC2013 Aspen 
キャンディショップに巨大なジェリーベリー君人形を発見して撮影。

カールズ・ファーマシーで食料や飲み物を購入後、ホテルで一休み。スタート見送り後はやることなくなったので、自転車でもかりてサイクリングしようかとも思ったのですが高地で運動するのは危険と判断してアスペン近郊の名所マルーン・ベルズへ行くことにしました。
カーナビでマルーン・ベルズを検索したらちゃんと目的地発見してくれたのでセットして車で出発。案の定ラウンドアバウトで道間違えたり、最初駐車場見つけられず山奥まで行って戻ってきたりしましたが無事マルーンベルズ観光客用の駐車場にたどりつけました。


マルーンベルズへは直接車で行けません。Aspen Highlands Villageからシャトルバスが出ており、その付近に公共の駐車場があります。ホテルなどがあるのでわかりにくいのですが、マルーンベルズ観光用の駐車場と看板は出ています。シャトルバスのチケット売り場はアウトドア用品とか売ってるお店の中に。レジのお兄さんに言えば次の出発は何時からというのも教えてくれます。料金は往復で$6。

シャトルバス出発地点。写ってるのは運転手さん。

USAPC2013 Aspen
Maroon Bells

シャトルバスでの乗り降りは自由です。途中で乗馬できるところがあったり、ハイキングコースも。あいにく雨が降ってきてゆっくり散策できなかったのですぐに帰りました。薄手のウィンドブレーカーを着ていたのですが、それでも寒い気温でした。山のお天気は変わりやすいし、シャトルバスの車内もエアコンが効いているので薄いフリース位は要りますね。

マルーンベルズからアスペンにもどる前にUSAPC Tour trackerでレース観戦。なんとモートン君が新人賞&総合ジャージをゲット!


これは明日のスタート地点ブリッケンリッジへ行かなければいけない状況に。そして自転車につけてるプレート「問題ない」がクールだと話題に。
さすがザブの後を継ぐガーミンの個性派選手・・・。
イエロージャージのモートン君見なきゃ!という事になりました。

ホテルにもどったのは夕方5時頃。調べていたレストランに行きたかったのですが、慣れない高地で疲れていたのでインスタントのタイヌードルをいただきました・・・。


Flickr - USAPC 2013 - Aspen
アスペンで撮った写真はこちら。



2014年5月8日木曜日

USAPC 2013観戦旅行:日本からアスペンへ

8/19 : Japan - Aspen

2012年末にコロラドへUSAプロチャレンジ観戦に行きたい!
そう思い立ってから半年を経て8月19日(日本時間)日本を出発して一路アメリカへ。

ちょうど2013年から成田-デンバーまでの直行便が、UnitedとANAの提携で就航。
サンフランシスコやロサンゼルスでのトランジット無しにコロラドまで行けるBoeing 787 ドリームライナーに乗って行く事に。一時不具合で運行停止となり不安になりましたが、夏には無事運行再開。いまだに機体の信頼性が不安らしいのですが、デンバーまで快適でした。天井の高さと窓の大きさが印象的で空間が広く感じるので圧迫感がないというか。

空港到着の報告をTweetしたら、Velonewsやチクリマスの中の人、ダンさんに「ようこそ!」の挨拶いただいたり、サンフランシスコにお住まいのmmmaikoさんのお気遣いが。

デンバー国際空港に到着後は、急いで入国審査へ。やはり長蛇の列で、私の前にいた留学生らしき若い男の子が質問に上手く答えられず別室へ連れて行かれたりしましたが、私は旅行者でしたし厳しい質問もなく無事通過。観光でスポーツ観戦に来た旨とアスペンへ乗り継ぎは答えた覚えが。思ってたほどじゃなかったですが、今まで経験した中で一番厳しい審査でした。

お次は税関へ。荷物検査とかで靴まで脱いだの初めてでした。
ランダムスクリーニングになって手のひらの検疫チェック。デンバー国際空港には日本語のできるスタッフさんがいるらしく案内をされていました。日本人の旅客は少ないのですが、留学生とビジネスマン、それから高地トレーニングに来たらしいアスリート(ランナーっぽい)の方をお見かけしました。アスペン行きのトランジットまでの間にプレッツェル買ったお店でコーヒー盛大に机にこぼして周囲の同情と笑いを得る。お客さんのおじさんが「やらかしたねーハハハ」と笑ってくれて何かリラックス。しかも、お店の人に超謝ってもう一杯コーヒーいれさせてもらうという。超ごめんなさいサンドイッチ屋さん。ロッキーマウンテンブレンド美味しかったです・・・。

ちなみにトランジットは時間が30分ほど遅れて、搭乗口も少し離れた所に変更になったりしたのでアナウンスを注意して聞いたほうがいいかもです。あと空港内エアコン効きすぎで寒いです。

アスペンまでの飛行機は小型。乗り込む時にお客さんがUSAチャレンジの今日のレース結果をクルーに聞いたら、サガン勝ったよ!って教えてました。これからレース観戦に行くよっていう自転車ファン以外は、お金持ちそうなマダムがお隣の席でした。週末にアスペン滞在だったのかも。

そして、どっかで見た顔だなあっていう人が同じ飛行機で前の席だったのですが、Velonewsの編集長さんだった気がします・・・。

ビーバークリークの眺め

アスペンまでの航路、名所の案内もありました。アスペン到着後はスーツケースを受け取ってAlamoでレンタカーの受け取りへ。本当に小さな空港で、Hertzや他のレンタカー会社のカウンターも小さい。車を置いてある駐車場も小さい!

カウンターのお姉さんに予約がある旨を伝えてレンタルに関する説明をひととおり受けました。ガーミンのカーナビ設定で言語を選ぶ時、Japaneseとかじゃなく漢字で「日本語」と表示されるようで、私じゃわからないから選んでと言われました。確かに中国語と日本語、どっちも漢字で表示されたら英語圏の人はわからないですよね・・・。

デンバーまでの旅の足はこの車

渡されたキーは赤いFord シボレー・キャバリエ。アメリカンサイズで、シートを限界まで前にやってもアクセル・ブレーキまで脚が微妙に遠い・・・。しっかり踏み込めない感覚が。とりあえず本線道路までの道をユルユル走って練習後、いよいよアスペン市内へ。お約束のワイパーとウィンカーの間違いはやりました・・・。

アスペン空港からホテルまで

車で15分~30分程度の距離なのですが、途中にラウンドアバウトがあることが事前の調査でわかっていたのですが、やっぱり難しかったです・・・。市内へ入るところじゃなくて山の方へ行く所に入っちゃって、途中Uターンして再度ラウンドアバウトへ。旅の道中何度か経験しましたが、やっぱり緊張しました。

ホテル前メインストリートは封鎖されてて、グルグル回って何とかホテルの駐車場に到着。封鎖してる道路周辺には車誘導するスタッフさんがいるので、そういう意味では安心でした。ホテル駐車場もイベントブースに使われていたらしく駐車禁止とあったのですが、片付けしているお姉さんに停めていいか確認したら「たぶん大丈夫」というお返事。やっぱり撤収時間とホテルの場所を吟味しておいてよかった・・・。ダウンタウンの方だったら、撤収も遅かったしもっとホテルまで行くの大変だったと思うので。


ホテルはアパートみたいな構造で、部屋の外に自分の車を駐車しておく。駐車許可のタグをチェックインで渡されるので、車のミラーにぶら下げておきます。
ホテルでチェックインを済ませたのが18時半すぎてたのですが、ぜんぜん暗くない。サマータイムは20時くらいまで明るいのが助かりました。この日は疲れもあって早寝しました。





2014年5月5日月曜日

USAPC 2013観戦旅行:準備編②

④ESTA(渡航認証許可)申請

アメリカへ旅行するにはESTAが必要になります。私は出発のほぼ1ヶ月前くらいに申請。クレジットカードがあればネットで申請できます。パスポートと航空便の便名などを入力する必要がありますが、アメリカ滞在中の住所はCO(コロラド州)など曖昧でも可能みたいです。料金は$14。
渡航の際に認証の提示を求められることはありませんが、印刷したものを旅先に持参しました。

ESTA - 電子渡航認証システム


⑤移動ルートの計画

色々な計画の立て方があると思うのですが、私の場合はUSAPC公式サイトにアップされたステージのルートマップと、Google Mapを駆使しました。

①ステージマップをGoogle Mapでトレースしてみる。

8/19 Stage1 : Aspen - Snowmass
8/20 Stage2 : Aspen - Breckenredge
8/21 Stage3 : Breckenredge - Steamboat Springs
8/22 Stage4 : Steamboat Springs - Beaver Creek
8/23 Stage5 : Vail (TT)
8/24 Stage6 : Loveland - Fort Collins
8/25 Stage7 : Denver

例えば、第3ステージはブリッケンリッジからスチームボート・スプリングスまで。


ブリッケンリッジ市内からスタートして、Colorado State Highway9 からクレムリンの街を通過し、 U.S. Route 40に入ります。ルートに定められている道路は当然交通規制がかかります。

普通はレースを追うならスタート地点かゴール地点に宿を取るのが便利ですが、こういう所のホテルはお値段が高いです。とくにコロラドは夏とスキーでにぎわう冬が最盛期。チェーン系列のモーテルとなると、安くても日本円で1万円前後になります。

そこで、各ステージのスタート地点&ゴール地点をGoogleマップ上に作って、どこを拠点にするか考えました。第3ステージのゴール地点スチームボート・スプリングスも大変惹かれたのですが、最初のスタート地点アスペンからすごく遠いんですよね・・・。
ならば、ブリッケンリッジ、ビーバークリーク、ヴェイル付近で、アスペンからの移動もそこまで大変じゃない場所で浮上したのが、シルバーソーンという街でした。

このシルバーソーンが大変便利な街でして。ハイウェイ出入り口からすぐの場所にホテルがあり、ホテルから徒歩圏内にアウトレット、ガソリンスタンド、コンビニエンス・ストア(7イレブン)も。
少し車でいけばターゲットまであります。出発地点アスペンの次の拠点はここしかない!と思い決定しました。しかも、ビーバー・クリークやヴェイルに比べてホテル代がお安い。

② どのルートを行くか決める
Googleマップで出発地点と目的地を仮に設定し、距離と移動に必要な時間を検索してみて無理のないルートを考えました。特に初日は自分の疲労具合や運転に慣れていないことを考え、車での移動は最小限にできるようにしました。

私がペーパードライバーであることが最大の要因ですが、どの道路を通って移動するかの最大の決定基準は「自分にとって運転しやすそう」でした。
もちろん「どの街に行きたいか」も重要ですが、どの道を通れば自分が楽か?ホテルの駐車場の入りやすさ(特に市街地)をかなりチェックしました。

また、アスペンから次の拠点シルバーソーンまで行くルートはハイウェイを使えば一番早いのですが、せっかく来たのであれば名所のインディペンデンス・パスを見たいという事で、そこを通過する山間部を越えるルートに。高速で他の車も多いであろうハイウェイよりも、対向車が少なくて信号も複雑な分岐点も無いルートの方が自分には運転しやすいだろうという考えもありました。
Googleマップのストリート・ビューで、分岐点や道路の雰囲気をチェックできるのですが、それで大分イメージトレーニングをしました。インターネット素晴らしい。


⑥ホテルを予約する

Booking.comHotels.com、そして泊まりたいホテルの公式サイトから直接予約をしました。

例えばアメリカに到着して1日目のアスペン。
この日はレースがあって交通規制があるはず。ただし、アスペンに到着するのは16時半以降でレース終了後。アスペン空港から市内への道路は規制対象外ですし、市内も撤収中であるという想定ができます。
最初、アスペン市内のHotel Lenadoが内装が素敵で、ご飯も美味しそうで大変惹かれたのですが、レビューで「到着した日にレースがあってホテルまでたどり着けず、ホテルに連絡したら迎えに来て荷物も運んでもらえた」というのを発見。時間にもよると思うのですが、アスペンのダウンタウンは交通規制の解除が遅いかもしれないし、こういう状況は大変困る・・・。
という訳で、レースのコース上であっても二車線(片側が交通規制でも、もう片方が通れる可能性)、駐車場が泊めやすそう、翌日のスタート地点(アスペンのダウンタウン)まで徒歩圏内という条件をクリアしたHotel Aspenを予約しました。ホテルのレビュー書いてみましたので、もし滞在される方はご参考に。

ホテル選びの基準

①レース会場から徒歩圏内
  アスペンとデンバーは、徒歩圏内を重視しました。

②そこそこ安全そうなホテル、チェーン系モーテル
  Best Western Comfort Inn Ramada Inn Holiday Inn Quality Inn (割と高級かも)
   Days Inn Super 8 (お手頃価格)
 
 Super8よりもっと安いモーテルもあると思います。アメリカのドライブ旅行経験者の
 アドバイス「全米レベルのチェーン系モーテルなら大丈夫」を参考に探しました。
 マリオットなど高級ホテルもありますが、そこまでお宿にお金もかける意味も無いので・・・。
 デンバーやボルダーにはB&Bや個人経営の素敵なホテルもあります。
  あと大昔にノースカロライナに行った時の印象ですが、大学の近くのホテルは安全なイメージ。
 大学に通う予定の遠方からの学生、学会に来る研究者などがお客さんに多いんじゃないかと。

③ブッキングサイトでの評価
  とくにデンバー市内は日本からの旅行客も多いので、日本語のレビューが見れます。

④駐車場が停めやすそう
 車の運転とくいな人は気にしなくて良いポイント。
 市街地の中心、都心部ではホテルから離れている、駐車料が高い等がある様子。


⑦ルートマップと日程の作成

USAPC 2013 my route map

現地で自分が見ていたのは別の地図で、これは帰国してから作り直したものです。
予定したルートを現地で変更していった所もありましたので。
このGoogleマップは、実際現地で私が移動したルートや泊まったホテルなどが記録してあります。色々作りが雑なのはご容赦下さい・・・。
マップに移動するルートと、宿泊するホテル、行きたい場所、ガソリンスタンド、レース会場付近の公共駐車場をマッピングしてiPhoneから何時でも見れるようにしておきました。

最終的に決定した日程は以下のとおりです。

8/19 12:50  デンバー国際空港 着
       (入国審査等で時間がかかる事を予想して乗継まで3時間程あけました)
    16:35  デンバー国際空港 発
    17:24 アスペン・ピトキン郡空港 着
    17:30 アラモ・レンタカー予約開始
    18:30 ホテル・アスペン チェックイン
        (あらかじめ予約時に遅いチェックイン時刻を追記しておきました)

8/20  7:30~8:00起床
    朝食後、アスペンのダウンタウン散策。スタート地点とチームバス・エリアへ。
    10:00 第2ステージ スタート
        スタート見送り後は自由行動(未定)
        アスペン泊

8/21  7:00~7:30 アスペン出発
     インディペンデンス・パス観光後は未定。
     (ブリッケンリッジのスタート地点か、シルバーソーン)
         シルバーソーン泊

8/22  午前:シルバーソーンで買い物など
    午後:ビーバークリークのゴール付近で観戦
             シルバーソーン泊

8/23 ヴェイルでTT観戦
     レース途中で撤収し、ボルダーまで長距離ドライブ
        ボルダー泊
  
8/24 ボルダー観光、夕方にデンバーへ移動
        デンバー泊

8/25 デンバー最終ステージ観戦
        デンバー泊

8/26 デンバー国際空港へ
    (余裕があれば、徒歩圏内で観光できる所へ)

    12:35 デンバー国際空港 出発

レース観戦日に関しては、大雑把にしか予定を組んでいません。現地で予定変更することが多くなりそうだと思ったのと、自分の体調や運転(どれだけ一日に運転できるか、交通事情)によって変更できるように余裕をもたせておきました。

あとは出発までに、レースのルートマップやホテルのバウチャー(予約メールを印刷したもの等)、パスポートのコピー等々を、一つのファイルに入れて持っていけるようにしておきました。

そして、車の運転を練習しましたが、恐ろしい事に10回位しかしてません・・・。
車両感覚に自信が無く、駐車を一番練習したと思います。

Wifi のレンタルや荷物については、旅の記録の最後に書きたいと思います。
次は、いよいよ出発して第一の目的地アスペンでのレポートです。